おすすめのバイク買取方法を紹介!
知っておくべきバイクの売り方と
疑問を解決!

1) バイクの買取方法で知らないと後悔することがある

中古バイクの買取はテレビやネットでも盛んにCMが流れています。バイクを売りたくて少し調べてみるといろいろな買取方法や評判の良し悪し、情報が出てきてよくわからないという人も多いのではないでしょうか。
実はバイクの買取方法にはコツがあり、種類もそれほど多くありません。情報を整理すれば誰にでもわかるものです。
この記事ではバイクの【おすすめ買取方法】や【買取方法の種類】、【買取に関する疑問の解決】についてまとめています。
この記事を読めばいろいろあるバイクの買取方法から自分に合った方法を選ぶことができるようになります。

まずは基本的なバイク買取のコツ、【おすすめのバイク買取方法】を紹介します。そのあとでバイクの買取方法の種類についてメリット・デメリットを解説しています。最後にバイク買取の際に多い疑問についてもまとめていますので是非参考にしてみてください。

2) おすすめのバイク買取方法

2-1 ) 季節

バイクの買取は季節を選んで行うのがおすすめです。
バイクを売るタイミングとして、実は季節は重要です。バイクは車のようにドライバーを覆ってくれるボディがありません。つまり外気の影響をもろに受けることもあって、寒い冬には売り上げが落ちます。逆にさわやかで風が気持ちいい春から夏にかけて売り上げが上がります。
中古バイク販売店も売れる時期に商品が入ってくることで売り上げに直結します。商品の回転が良くなり時期は在庫を抱えておくリスクも少ないなど多くのメリットがあります。
バイクを買取してもらうなら、バイクが売れている時期のほうが高く売れやすくなります。

2-2 ) 車種専門

バイクの買取は車種や専門ジャンルに合わせた業者を選ぶことがおすすめです。
バイクには多くのジャンルがあり、メーカーや年式によっては幅広いファン層が存在していることもあります。各専門ジャンルをお店の特徴として取り扱っている買取業社も多く、商品として取り扱えるバイクに関しては高額で取引されることもあります。

自分のバイクの車種、年式、メーカーに対する付加価値があれば、それを専門に取り扱う買取業者を探しましょう。求めている業者や顧客にとってはお宝発見となる場合があります。

2-3 ) 相場を知る

相場はチェックしてから買取依頼することがおすすめです。
バイクの買取価格の相場はある程度知っておかないと買取交渉の際に評価の良し悪しを判断する材料がありません。相場は買取交渉の材料となるので必要な情報です。ただし、バイクの買取価格はバイクの状態によって変わるのであくまで目安として押さえておきます。

相場の調べ方はいくつかあるのでいろいろな方法で下調べをしておきましょう。

相場の調べ方
・自社の買取相場を教えてくれるサイトに自分のバイクの基本情報を入力する。
・中古バイク販売サイトで売り値を確認する。中古販売価格の50%~80%くらいが本体の買取価格の目安。

2-4 ) 複数比較交渉

複数の査定を受けて比較して価格交渉に臨むのがおすすめです。
買取は複数の業者から査定を受けて比較します。バイクの買取価格は実物を査定しないとわからないことが多く、相場通りにはいきません。提示された額が良いのか悪いのか判断するためにも最低2~3つ以上の業者に査定を依頼するのがおすすめです。
更に高価買取を希望するのであれば提示された額を他のお店で提示して、「これより高くなりますか」と交渉し、買取業者どうしで買取価格を競わせる方法もあります。

2-5 ) 即決しない

バイクの買取では即決しないことがおすすめです。
バイクの査定が終わり、買取交渉の際に「今なら高額で買取ります」と即決を迫られることがあります。出張査定などで行き来の手間の分上乗せしてくれている場合もありますが、他の査定を受けず本当の相場もわからないまま即決はおすすめできません。
即決を迫る背景として、何度も交渉する手間を省きたい他に、少しでも安く買い取るために【他と比較されたら困る】ということもあります。
買取価格で後悔したくなければ、情報不足の状態で即決は避けます。必ず比較対象を作って判断しましょう。

2-6 ) 洗車をしておく

査定に出す前に洗車しておくのがおすすめです。
中古バイク買取の査定で主にチェックするのは【バイクの劣化状態】です。バイクが汚れている、汚い状態では実際以上に劣化していると判断されかねません。査定に出すのに掃除もしないような状態では日頃のメンテナンスもしていないだろうと思われてしまいます。

ボディの傷や破損の修繕は手間と費用が掛かりその分評価が上がるとも限らないのでおすすめはしませんが、最低限、洗車と軽くさび落としくらいはして少しでもきれいな状態で査定に出しましょう。

2-7 ) メンテナンスアピール

査定では日頃気を付けていることやメンテナンスしていることをアピールするのがおすすめです。
査定では業者の基準で決められた項目を元にチェックします。それでバイクの状態すべてが分かるわけではありません。
バイクの良い点は自分からアピールすることが大切です。エンジンオイルの交換や普段の保管方法など、劣化を防ぐために行ってきたことがあればあらかじめメモしておき、査定員にアピールしましょう。

2-8 ) 純正パーツ用意

バイクを改造、パーツ交換等している場合、査定の時に純正パーツも持って行くのがおすすめです。
バイクの改造は基本的に良い評価にはなりません。バイク車体は新車で販売されている状態が一番バランスよく作られています。
改造には流行り廃り、人の好みも影響するため中古品としても売れにくくなります。純正部品があれば買取業社が元の状態に戻して売ることも可能なので、パーツを持っていることで買取価格が高くなることもあります。
部品が残っているか確認し、査定の際には持って行きましょう。

3) バイク買取方法の種類別メリットとデメリット

3-1 ) 買取専門店

中古バイクの買取と販売を専門に行っている業者に買取してもらう方法です。買取と販売に独自のルートを持ちジャンルやメーカー、部品取り扱いなど幅広いビジネススタイルがあります。

・買取専門店のメリット
多くの店舗数と専門性、幅広いニーズに答えた多種多様な業者があります。比較対象を見つけやすく、自分のバイクに遭った業者を探せばバイクの買取価格が上がることもあります。

・買取専門店のデメリット
簡単に参入できるので質が低い業者、悪質な業者も存在しています。信頼できるかどうかは自分で見極める必要があります。

3-2 ) ディーラー下取り

特定のバイク製造メーカーと契約し、正規品の販売や整備を行っている業者に、バイク購入時に下取りとしてバイクを買取してもらう方法です。バイクの下取り価格という形で購入希望のバイクを安く購入することができます。

・ディーラー下取りのメリット
ディーラーと直接契約しているので作業や手続きなどの信頼性が高いといえます。バイクの購入と中古買取が同時に行えるので手間が少なく済みます。正規メーカーを取り扱うディーラーとのつながりはバイク購入後のメンテナンスなど安心して乗り続けることにもつながります。

・ディーラー下取りのデメリット
店舗数が少なく近隣に希望のメーカーのディーラー店がない場合があります。中古バイクの買取ではなく新車の販売とメンテナンスがメインです。下取り価格が中古バイクの買取として正当な評価なのか比較対象がなく、わかりにくいという面もあります。

3-3 ) 個人売買

友人や知人、または個人的に募集した買い手と自己責任で売買契約を結びバイクを買取してもらう方法です。

・個人売買のメリット
買取業者やオークションなお中間マージンが一切入らないので買取価格としては最も高値が付きやすい方法です。

・個人売買のデメリット
すべて自己責任で行うためトラブルに十分な注意が必要です。金銭のやり取り、売買後のバイクの異常、手続きの未完などが起きる可能性があります。

3-4 ) 無料回収

バイクを廃車するためには費用が発生します。移動式廃品回収や、バイク購入の下取り、なじみのバイク店などが廃車になるバイクを無料で引き取ってくれる場合があります。

・無料回収のメリット
本来払うはずの廃車費用と手続きを行う手間が省けます。買取とは少し違いますが、廃車費用分利益が出たというとらえ方もできます。

・無料回収のデメリット
信頼性が不明な場合は安易に依頼するのは避けましょう。廃車手続きや名義変更をしてくれないと税金の請求が着続けたり、事故や事件を起こされたときに巻き込まれることがあります。

3-5 ) パーツ売買

バイク本体ではなく、まだ使えるバイクのパーツを取り外して買取してもらう方法です。改造などを行っていて、需要のあるパーツはネットオークションや中古バイクパーツ取扱店で売ることができます。

・パーツ売買のメリット
バイク本体が動かず、廃車しかない状態でもお金に変えることができます。使える部品をリサイクルすることは資源や環境にも良いことです。

・パーツ売買のデメリット
パーツの取り外し方法やバイクの仕組みに関する知識が必要です。また、価値のあるパーツを取り外すことで無料引き取りをしてもらえず、廃車・解体費用が掛かってしまうことがあります。

4) バイク買取方法の疑問を解決

4-1 ) 出張買取と持ち込み買取どっちがお得?

買取価格についてはどちらも同じです。持ち込んだからと言って高く買取してくれるわけではありません。
出張買取は広範囲に多くの買取を行うことで利益を出しています。
出張か持ち込みのどちらに利があるかというと、どちらも一長一短です。
出張買取は家まで来てくれるのはありがたいのですが、しつこい営業をされても断りにくいことや自宅を知られるということがあります。
持ち込みは自宅を知られることはなく気に入らなければ帰るだけですが、持って行く手間はかかります。
どちらの方がお得ということよりも、信頼できる業者を優先しましょう。

4-2 ) 一括査定は利用したほうがいいの?

一括査定はとても便利なシステムです。しかし誤解が多く使いこなせていない人がいます。
一括査定は専用サイトでバイクの基本情報を入力することで、それを見た業者から買取の提案を受けるシステムです。一度にたくさんの業者と連絡を取ることができ、買取価格の比較を行うことができます。
「電話がたくさんかかってくるのが嫌だ」という口コミが多いのですが、そもそも一度にたくさんの業者から連絡をもらうためのシステムです。
一括査定サイト内に、何社くらいの登録があるのか、どのように連絡が来るのかが書いてありますのでよく読んでから情報を入力しましょう。

4-3 ) 車検は取得しておいた方がいいの?

車検の有無はバイクの査定額にはあまり影響はありません。もちろん残っているほうが高く買取をしてくれますが、車検が残っている期間相応の価格です。買取してもらうためにわざわざ車検を通す必要はありません。

中古バイク買取店もバイクがすぐ売れるとは限らないので、車検の分満額高値で買取をしていては損をする可能性があります。車検を通してから査定をしてもらっても、その費用分高値が付くとは限らないので注意しましょう。

4-4 ) 廃車手続きは自分でしておいた方がいいの?

廃車手続き、名義変更などの手続きはほとんど買取業者が行ってくれます。しかし個人売買や悪質、いい加減な業者はその手続きをきちんと行わないことがあります。
手続きをきちんと行わないと、税金は毎年請求され続けますし、名義が変更されないまま事故や犯罪に使用された場合、トラブルに巻き込まれることもあります。
信頼できる業者でないのなら、廃車手続きや名義変更は自分で行っておいたほうがよいでしょう。

4-5 ) ローンが残っているバイクは買取してもらえるの?

ローンが残っているバイクでも買取してもらえる可能性があります。ローンが残っている場合、重要なのは【バイクの所有権】を誰が持っているかということです。

所有権が自分であれば自由に取引できます。しかし、所有権がローン会社であった場合は勝手に売ることはできません。残っているローンを一括返済して名義を自分に書き換える必要があります。
買取業者によってはローンを買取業者が肩代わりして所有権を移して売買可能にしてくれることもあります。ローン未完済のバイク買取が可能な業者を探す必要があります。

4-6 ) 未成年がバイクを買取してもらうには何が必要?

未成年は売買契約を結べません。バイクを売るためには【親権者の同意】が必要になります。
同意書は買取業者によって書類が決まっています。あらかじめ問い合わせて書類をもらうか、ホームページでダウンロード可能な業者もあります。

一般的には同意書と合わせて親権者の身分証明書(免許証、保険証、パスポートなど)のコピーが必要になります。必要書類も業者によって異なるので必ず確認しましょう。必要な書類がそろえば未成年でもバイクを買取してもらうことは可能です。

5) おすすめのバイク買取方法【まとめ】

バイクを買取に出すときは時期をみて、基本情報の下調べやバイクの整備など準備をおこなうことが大切です。交渉では焦らずゆっくり考えることを心がけましょう。
今回はお勧めの買取方法をご紹介させていただきました。多種多様な買取方法がある中で、自分のスタイルに合った方法を選びの参考にしていただければと思います。信頼できる業者に出会い、新しいバイクライフを楽しくお過ごしください!